金華山という名前は、昔からTV、ラジオなどで「金華山沖何キロm」という太平洋での出来事の位置的目安として登場していました。 地理的に簡単にはいけないところなので、なんか嬉しいです。
金華山へ渡るには船しかありません。私は、仙台駅から行くので鮎川港からの船にしました。鮎川港から出る船は、基本的には日曜日しかありません。3か月前に、往復の船を予約しました。一度は行ってみたかった金華山、晴天に恵まれいい旅になりました。
仙台のホテルを7時30分に出発し、鮎川港には2時間弱で到着。鮎川港に車を停めて、コンテナの中(写真①、仮設のコンテナなのかな~、3.11の津波で流されてしまったのだろうか?)で乗船手続きをして、出向まで暇つぶし。残念ながら売店などもなく、トイレも仮設だけでした(でも、たくさん用意してくれていました)。
大きな波の上にクジラ?がのっているゲート(写真②)をくぐり予約した船(写真③)に乗ります。そして約20分の船旅で金華山に到着です。
写真①:コンテナハウスで乗船受付
写真②:クジラの乗った大波のゲートをくぐり桟橋へ
写真③:鮎川⇔金華山定期船
下船して、黄金山神社へ。護岸の工事をしていました。3.11の影響でしょうか?この辺も、さぞ大変だったろうと思われます。こちら側の船着き場にも、売店などはありません。ただ、それらしきものが建設中でした。海岸沿いの舗装道路(写真④)を登ります。
しばらくすると、大きな広場(写真⑤)になり、右:表参道、左:裏参道と別れます。往きは表参道にしよう思い右側へ(でも、こちらから登る人はほとんどいませんでした)。
全く人がいない表参道(写真⑥⑦⑧)を通って社務所、祈願者待合所などがある広場へ到着。
写真④:金華山の船着き場から参道へ
写真⑤:表参道と裏参道の別れます
写真⑥:表参道入口
写真⑦:表参道
写真⑧:表参道終了
帰りの船の時間もあるので、まずは本殿へ向かう。
手水舎で清めて、鳥居(写真⑨)をくぐり立派な随神門(写真⑩:大正14年に昭和天皇のご成婚の記念として建立されたそうです。)に向けて登ります。そして、随神門から、もう一階段登ると拝殿(写真⑪)が正面に見えてきます。
参拝して、拝殿・本殿周辺を散策。本殿右わきから奥の院へ続く道があります。時間的に困難(もちろん体力的にも)です。
そして、祈祷受付所に戻り、御朱印をいただきました。見開きでいただくようになります。
黄金山神社(こがねやまじんじゃ)
御祭神:金山毘古神、金山毘賣神
鎮座地:石巻市鮎川浜金華山5番地
備考:別表神社
写真⑨:本殿への入口
写真⑩:随神門
写真⑪:拝殿
写真⑫:奥の院入口
船の時間にはまだ時間があったので恵比須・大黒尊象(写真⑬)、金椿神社などお参りしました。
船着き場までは裏参道を通り、鹿(写真⑭⑮)を見て、海をみて帰りました。
写真⑬:恵比須・大黒尊象(その奥に金椿神社)
写真⑭:手水舎あたりにいた鹿
写真⑮:裏参道沿いの林の中