雄山神社の御朱印旅

雄山神社峰本社へ挑戦しました!!

登山などしたことがないので2つの準備をしました。

準備1:3000mなので雨の日は登山しない。従って、富山市のホテルに3泊の予約をしました。3日の内1日は晴れることを期待。

    コースは、富山市内ホテル→(車)→立山駅→(ケーブルカー)→(バス)→室堂→(登山)→雄山神社峰本社参拝

準備2:本格的な山登り(登山家にとっては初級コースかも?)なので、近所のアウトレットで登山靴(ABCマート)、厚手の靴下とウ    

    インドブレーカー(モンベル)、シャツとアンダーウエア(ユニクロ)、そしてズボン(しまむら)。あと足りないのは体力だ

    けとなりました。


第1日目:館山到着が午後一番。従い、登山は無理なので、雄山神社前立社壇(写真①)、雄山神社中宮祈願殿(写真②)、そして立山多賀宮(写真③)を参拝。

 前立社壇では、御朱印をいただくときに、峰本社へ体力的に、あるいは天候でやむなく参拝できなかった場合は「遥拝」の御朱印をいただくことをお願いしました(弱気)。

 中宮祈願殿では、峰本社への登山の注意事項を宮司さん?に伺いました。「足を挫いただけで遭難です。浮石は踏まないように。一の越を過ぎると高山病になる人がいます。」などなど伺いますます弱気になってしまいました。宮司さん?いわく、「ここは登山者を驚かすところです(気楽に登っては危ないですよ!ということだそうです)」、と仰っておられました。そして立山駅でパンフレットをもらって予習しておいた方がよいとアドバイスをうけました。立山駅では駐車場の確認し、切符売場でパンフレットをもらいました。そこの女性は2回登ったそうで、室堂から往復4時間と比較的気楽に言っていました。

写真①:雄山神社前立社壇


写真②:雄山神社中宮祈願殿

写真③:立山多賀宮(前立社壇のすぐ近くです)



第2日目:子供の遠足じゃぁあるまいし6時に目が覚めてしまいました。予定より1時間早くホテルを出ることにしました。1時間弱で立山駅の駐車場(写真④、駅の右のPですが、9月初めの平日の朝7時でも結構いっぱいでした。)へ車を入れる。ここで、登山靴に履き替えて、ケーブルカーの切符売り場へ行き室堂までの往復切符を購入。売り場の女性に今度来るケーブルカーに乗るよう指定されました。ケーブルカーを待つ間、お水を買って、昨日買ったパンを一つ食べました(登山中腹痛にならないように)。

 

ケーブルカーは快適ですが、凄い斜度です。ケーブルカー(写真⑤)を美女平で降りると室堂までのバスが待っています。バスは所々でガイドがあり称名滝が眺められるところでは一時停車してくれて車中見学できました。

立山から約1時間程度で室堂へ到着(写真下の右:2450m)

 

写真④:立山駅雄編駐車場案内


写真⑤:立山から美女平へ向かうケーブルカー

写真⑥:室堂で雄山神社を確認


写真⑦:一の越山荘と雄山神社

室堂過ぎるとトイレは、一の越(赤い矢印)と頂上すなわち雄山神社峰本社(黒い矢印)になります(昨日の宮司さん談?)、それまで大丈夫かなと心配しながら、心を奮い立たせて出発(頂上3003mまで標高差553m)。 

 一の越までは比較的緩やかです。道はコンクリートに岩(大きな石)を埋め込んだもので、これが結構歩きにくい。緩やかなのですが、2~3回休憩しました。途中、雪の上を歩くところもあります(写真⑧)。滑って転んで下まで行ってしまうのではと結構マジで心配しました。 

 やっとの思いで一の越へ到着(写真⑨)。ここで、15分程度休憩。ここからが本格的な登山です。ここまでで、とてもくたびれたこと、うっすら頭が痛いこと、なまあくびが出ることもあり登山を躊躇しました。


写真⑧:雪渓を歩く

写真⑨:一の越山荘


もしかしたら高山病かもしれない、と思いました(たぶん、軽い高山病に罹っていたいたものと思われます)。

でも、ここで引き返すのもな~と思い頂上へ向かって再スタート。

途中何度か引き返そうか?帰りはこの急斜面を下りるのか~、などと弱気の虫と闘いながら登ります。近くを登っている人たちから、あれが黒四ダム(写真⑩)だよというのが聞こえてきました。本当かどうか確認できませんが、そう思うことにしました。次に、あっ富士山だという声も聞こえてきました。右手をみると確かに富士山(写真⑪)が見えました。左手には超難コースの剱岳(写真⑫)です。黒四ダム、富士山、剣岳も感動する余裕もありませんでした。

 

そうこうするとようやく頂上の山小屋(社務所)と峰本社げ見えてきました(写真⑬)。

写真⑩:黒四ダムと思われます(立山連峰に詳しくないので)


写真⑪:富士山の遠望(写真ではわかりませんね)

写真⑫:剱岳


写真⑬:雄山神社峰本社

ようやくと頂上へ到着。早速社務所(写真⑭)へ伺い御朱印帳をお預けし、頂上の峰本社(写真⑮)へ。鳥居の手前の小屋で受付をして500円をお支払いし、御祈祷(写真⑯)を終えられた方が降りきったところで入れ替わりで峰本社へ。そして絶景を見て、御祈祷を受けて感激して社務所へ戻り、御朱印帳を頂く。とりえず、ヤッタ~という感じです。下りのことを思うと手放しでは喜ばない。

 


写真⑭:雄山神社峰本社社務所

写真⑮:雄山神社峰本社


写真⑯:峰本社で御祈祷

社務所前で、しばらく景色を眺め、急斜面を下りる心の準備をして下山。中宮祈願殿の宮司さんが尻をこすりながら降りるのはやめた方が良い。登山靴はほとんど滑らないので、なるべく立って歩いて下山したほうが良いというアドバイスがありました。が、なかなそうもいきません。ところどころお尻を摺りながら降りました。

 

登るときの時間と同じくらいの時間をかけて一の越までやっと帰ってきて、振り返って雄山を見納(写真⑰)める。一の越から室堂までもゆっくり戻りました。足が棒の上、厚手の靴下を履いていたにもかかわらず右足の小指・薬指のあたりが痛くしんどかったです。


写真⑰:名残の拝見

室堂からは、臨時のバスが出ていたので待つことなく立山駅まで戻り、立山駅で立山うどんを食べる。この日の最初の食事という感じで美味しかったです。

いい天気で風もなく良かったです。

この二日間で4つの御朱印を頂きました。

 

雄山神社

 鎮座地:前立社壇:立山町岩峅寺1番地

     中宮祈願殿:立山町岩峅寺2番地

     峰本社:雄山頂上(住所あるのかな)

 御祭神:伊邪那岐神、天手力雄神

多賀宮

 鎮座地:立山町岩峅寺74番地

 御祭神: 伊弉諾尊、伊弉册尊、天手力男神

 





二日目で今回の旅の主目的を果たすことができました。残り二日は、近傍の神社仏閣(五木寛之先生の百寺巡礼のお寺)を巡りました。

第3日目:魚津神社(魚津市)→越中稲荷神社(富山市)→大木白山神社(高岡市)→高岡大仏(高岡市)→瑞龍寺(高岡市)→妙成寺(羽咋市)→富山のホテルをキャンセルして高岡のホテル泊

第4日目:瑞泉寺(南砺市)→大乗寺(金沢市)→小松天満宮(小松市)→那谷寺(小松市)→吉崎御坊(吉崎寺・東本願寺吉崎別院・西本願寺吉崎別院・願慶寺)(あわら市)そして帰宅。