秋葉山本宮秋葉神社への御朱印旅

火防の神様を祀る神社として愛宕神社と並び称される秋葉神社の本宮(上社、下社)を参拝してきました。上社は秋葉山頂上(885m)近くに鎮座(866m)しています。愛宕神社と異なり、こちらは頂上近くまで車で行くことができました。大きな駐車場もあり大型バスも来ています。車で30分ほどにある下社は、気田川のほとりにしっとり佇んでいました。


 

上社:浜松市天竜区の秋葉山山頂に鎮座しているとのことで、何処まで車で行けるのかと心配でしたが、上社の近くまで車で行くことができました(写真①参照)。大きな駐車場があり、大型バスも止まっていました。少し遅い時間の到着なので、バスの皆さんは引き上げる所でした。

 

参道入口には大きな鳥居があります(写真②)。そこからは、しばらく階段です(写真③)。整備されていて綺麗で歩きやすいです。

写真①:秋葉山本宮上社境内案内図


写真②:駐車場から参道に入るところの大きな鳥居

写真③:参道


 

階段を登りきると立派な神門が見えてきます(写真④)。神門の四隅には四神(青龍、朱雀、玄武、白虎)が施されています。写真⑤、⑥がそのうちの玄武と白虎です。この彫刻も大きくて立派です。

写真④:西ノ閽(にしのかどもり)の神門


写真⑤:玄武

写真⑥:白虎


 

神門をくぐり、秋葉茶屋の前を通り左へ曲がると金色の鳥居(写真⑦)が見えてきます。幸福の鳥居というそうです。ここから、正面に本殿、左側に社務所、右側に神楽殿が配置されています。

写真⑦:幸福の鳥居


 

鳥居をくぐり、階段をのぼり本殿(写真⑧⑨)へ。大きくて立派です。さすが全国400社を超える秋葉神社の総本社です。

本殿に向かって左側に見晴台があります。遠州灘を望めます。

参拝を終えて、階段を下ると神楽殿(写真⑩)があります。12月16日に行われる「秋葉の火祭り」には、古式豊かな三舞の神事が行われるそうです。いまは、ジュビロ磐田の大きな絵馬が飾られていました。

写真⑧:本殿(大きくて焦点が合わずピンボケです)


写真⑨:本殿(見晴台側から)

写真⑩:神楽殿(ジュビロ磐田の大きな絵馬が置かれています)


 

社務所前の庭には、ジャニーズ、嵐の二宮和也さんの記念植樹(写真⑪)がりました(2ヶ所かな?)。TVの撮影に訪れたときに参拝記念として植たそうです(手前の細い木)。

 

社務所で御朱印をいただき下社へ向かいます。

 

写真⑪:記念植樹(逆光で見えにくいです)



 

下社:下社へは、秋葉山の西側・南側の裾を回って30分ほどで到着。気田川のほとりに鎮座しています。正式名を「遥斎殿」というそうで、山上の御本殿を遥拝する神殿だそうです。

私の頭では、下社の方が賑わっていると思っていたのですが、完全な思い違いでした。近所で食事でもしようかと思っていたのですが残念でした。短い参道のお店(写真⑫)は、今日この時間(夕暮れ)は閉まっていたと思われます。

 

写真⑫:下社参道


 

お店を抜けると階段(写真⑬)です。少し登ると正面に遥斎殿が見えてきます(写真⑭⑮)。夕方ということもあるのでしょうが、神秘的でした。参拝を済ませ、社務所で御朱印をいただきました。

 

秋葉山本宮秋葉神社は、体力のない私でも自家用車でそう難しくなく参拝できるところでした。良かったです。そして、愛宕神社に続き秋葉神社にも来れて感激です。

 

この日の旅程(全て浜松市)

縣居神社→松尾神社→須佐之尾神社→五社神社・諏訪神社→鴨江寺→浜松八幡宮→遠州信貴山→秋葉山本宮秋葉神社(上社・下社)

 

 

写真⑬:下社へ向かう階段


写真⑭:下社(遥斎殿)1

写真⑮:下社(遥斎殿)2



 

秋葉山本宮秋葉神社上社

鎮座地:浜松市天竜区春野町領家841

 

秋葉山本宮秋葉神社下社

鎮座地:浜松市天竜区春野町領家328-1

 

御祭神:火之迦具土大神