神倉神社の御朱印旅

実は、神倉神社という存在を知りませんでした。朝一番に新宮市の熊野速玉神社を参拝し、御朱印を頂くときに紹介された神社でした。速玉神社と併せて神倉神社の御朱印をいただきました。目いっぱいのスケジュールですが、御朱印をいただいたので神倉神社を参拝しました。参道では大きな後悔と、参拝後は大いなる満足感を得ることができました。


右の写真は、参拝口(写真①)です。さい銭箱が置いてあります。ここで参拝をして帰る方も見受けられました。私もそうすればよかったと一瞬後悔する場面に遭遇しました。

でも、御朱印もいただいたことでもあるし、10分から15分ぐらいだと聞いたのでちゃんと拝殿まで行って参拝しようと登り始めました。

写真①:参拝口


登り始めてしばらくすると、階段がものすごく急になります。手すりがありません。右の写真②では、その急な加減があらわされていませんが(階段が急なところではカメラを持つ余裕がないため、楽なところで撮影しました)、半端じゃなく恐怖を覚えました(私が極度の高所恐怖症であることもありますが)。登ってきたことを物凄く後悔しました。しかし、戻るのも怖いし、行くしかないと頑張りました(転がったら死ぬと思われます)。

 

やっとの思いで、平坦なところに着いた時、小学生を連れたお父さんがいたので、「この階段で降りるしかありませんか?」と聞きました。すると「女坂がありますよ」と教えてくれました。帰りは絶対そうしようと。

写真②:参道の階段(急峻なところがあります)


平坦な場所から少し登ると赤い鳥居(写真③)が見えてきました。

その赤い鳥居を潜ると御神体の磐座(コトビキ岩)と拝殿がありました(写真④⑤⑥)。神が座す神聖なところという雰囲気が伝わってきます(感動です)。

ここから、新宮の街並み(写真⑦)を見下ろすことができます。

写真③:拝殿入り口


写真④:神倉神社

写真⑤:神倉神社


写真⑥:神倉神社

写真⑦:新宮市


登ってきて本当に良かったと思いました。帰りは教えていただいた女坂(写真⑧)で下りました。女坂は恐怖感はありませんが、決していい道ではありません。

何人かのグループが階段を登っているのが女坂から見えました。その中の中年の男性が大声で怖い!を連発し、もうダメといっているのが聞こえました。女性の方が、高所恐怖症は少ないのかな~。高所恐怖症でなければ、男坂というのかな?ちゃんとした参道をお勧めします。

お年寄り、酔った人などは危険な階段です。くれぐれもご注意を!

お燈祭というのが2月6日の夜にあるそうです。白装束の男たちがご神火を掲げ、この急峻な階段を駆け下りるのだそうです。高所恐怖症の私には考えられませんが勇壮で神秘的でしょうね。見てみたいです。

写真⑧:女坂の道しるべ



熊野速玉神社でいただいた御朱印です。

御祭神:天照大神、高倉下命

鎮座地:新宮市神倉1-13-8

 

この日の御朱印巡りの工程

熊野速玉大社(新宮市)→神倉神社(新宮市)→阿須賀神社(新宮市)→熊野那智大社→青岸渡寺(西国三十三所結願しました!)→阿弥陀寺(那智勝浦町)→補陀洛山寺(那智勝浦町)→道成寺(日高川町)