妙義神社の御朱印旅

妙義山そのものが異様な形(奇岩)をしていて信仰を集める山(霊山)という感じがします。妙義神社はその妙義山の主峰白雲山の東麓に鎮座しています。神仏習合を色濃く残す神社です。下部旧寺域から上部神域へ向かう階段はとても神秘的で、まるでパワースポットへの入口のようでした。


一之宮貫前神社から車で約15分でしょうか、妙義山系の奇岩を見ながら心地よいドライブでした。妙義神社の一の鳥居(写真②)を通り過ぎた左手の「道の駅」に車(写真①)を停めました。申し訳ないので、そこで昼食(天ぷらうどん)をいただきました。そして、一の鳥居まで戻り参拝開始。一の鳥居を抜けて、しばらく坂道を上ると妙義神社の入口(写真③)が見えてきました。

写真①:道の駅近隣の案内図


写真②:一の鳥居

写真③:妙義神社・妙義山登山道入口


 

妙義神社入口を入ると正面に総門(写真④)が見えてきます。総門の中には仁王様(写真⑤)がいます。もともとは白雲山石塔寺の仁王門だったそうです。神仏習合の名残なのでしょうか。総門を抜けた右側に妙義神社の社務所(写真⑥)があります。旧石塔寺の建物だったそうです。御朱印は、参拝後にこちらでいただきました。更に奥へ進むと銅鳥居(写真⑦)があります。そこを抜けると右側に波己曾社(はこそしゃ)(写真⑧⑨)が鎮座しています。波己曾社は旧御本社だそうです。昭和44年に上部神域から移築したのだそうですが十分綺麗で立派です。総門からこの辺りを下部旧寺域というのだそうです。

写真④:総門


写真⑤:総門と仁王様

写真⑥:社務所(旧石塔寺の本堂)


写真⑦:銅鳥居

写真⑧:波己曾社


写真⑨:波己曾社

 

さらに進むと上部神域に向かう165段の階段(写真⑩)があります。まっすぐ伸びる姿の良い階段です。写真で見るより急です。この素敵な階段を歩くのは帰りにすることにしました(高所恐怖症の私なので途中で怖くなったらこまるので)。階段下の右手のう回路から神域へ向かいました。ゆっくり上って神域の北門(写真⑪)に到着しました。北門を抜けると豪華で綺麗な社殿(拝殿・幣殿・本殿)(写真⑫⑬)が現れます。彫刻も素晴らしいものがあります。本殿裏に回ると天狗様(写真⑭)が祀られていました。参拝後もしばし社殿を眺めました。


写真⑩:上部神域へつながる階段

写真⑪:北門


写真⑫:拝殿・幣殿・本殿

写真⑬:拝殿


写真⑭:御本殿裏手の天狗様

 

帰りは、表参道というのか、唐門(写真⑮)から下ってみることに。唐門をくぐって振り返ると、その周辺の石垣が緻密(写真⑯、石垣はあまり写っていませんが)で凄いです。随神門で随神様(写真⑰⑱)をお参りして、例の階段の怖さを確認。手摺はないけど、それほど恐怖心がなかったので階段を降りることにしました。写真⑲は階段を下りての名残の拝見です。

 

神社全体が綺麗に整備されており清々しい気持ちで参拝ができました。こちらに限らずですが神社を支える皆様に感謝と敬意を表します。


写真⑮:唐門

写真⑯:石垣と唐門


写真⑰:随神様その1

写真⑱:随神様その2


 写真⑲:名残の拝見 

 

妙義神社(みょうぎじんじゃ)

鎮座地:群馬県富岡市妙義町妙義6

御祭神:日本武尊、豊受大神、菅原道真公、権大納言長親卿

 

本日の御朱印旅

 

(高崎市)辛科神社→(富岡市)一之宮貫前神社→妙義神社→(下仁田町)中之嶽神社・甲子大國神社→(安中市)羊神社→咲前神社・絹笠神社→愛宕神社→熊野神社→(高崎市)群馬県護国神社→慈眼院